傷物語-鉄血編- 見ました
鉄血編、見てきました。
公開日にウキウキしながら劇場に行ってきました。
スクリーンは違えども、その劇場で映画を見てきた中で一番人が入ってた気がします。
ほぼ全てのお客さんが、高校〜新卒社会人くらいという、「ですよね」と言いたくなるような客層。
私だって傷物語が映画化すると決まったとき中学生で、当時のクラスメイトの友達と「始まったら絶対見に行こう!!」って決めていたのに……6年……。
この友達とは先日同窓会で会って、「まだ西尾維新は好きなんだ〜」っていう話をしたばかりです(笑)
入場特典
ついに来た…!!という感動を噛み締めながら入場。
と、同時に入場特典で、西尾作品のクロスオーバー小説、混物語を受け取る。
1冊目はタイトルでも分かる通り、忘却探偵シリーズの掟上今日子さんの話ですね。
1冊目ってどういうことだよ、まさか…と思った方。大正解です。
週ごとに別の小説が配布されるんですね。
2冊目は1月16日からで、「じゅんビルド」だそうです。
最強シリーズの哀川潤ということだけ、きょうこバランスの目次に掲載されていました。
3冊目以降はまだ分からないですが、「じゅんビルド」が手に入るようになる頃には分かるでしょう。
2回目以降の入場料はこの読み切り小説を買うために支払うんや…(悟り)
まあ実際に行くかどうかは分かりませんが。
神谷浩史絶叫集かよ!
ヒロC、いっぱい叫んでました。
吸血鬼にビビって息があがってる阿良々木くんとか、大炎上(物理)して絶叫する阿良々木くんとか、まともなセリフは少なかったものの、それでもなお阿良々木くんだと分かる。優秀な技術ですよね。
でも、物語シリーズなのに、本当にセリフが少なくて物足りなさを感じてしまいました。キャラの語りが完全に排除されていたのです。
そこに一体どんな意図があったのか。いつものアニメとは違うんだ、ということはビシビシ伝わってきましたが。
あのシーンがついに
他の人がどう思っているのか知りませんが、私が物語シリーズで特に覚えているシーンはついに映像化されていました。
たとえば羽川のパンツ。
原作では確か3ページにも渡って延々と阿良々木くんが羽川のパンツについて語っているはずなのですが、映像でも時間が割かれていました。
1時間の映画で1分近くパンツを見せ続けていたというのは、どう考えても時間の無駄遣いというかなんというか。
純白(ピンクがかってたけど)のレースで、アクセントに小さなリボンが付いて上品さを兼ね備えた羽川のパンツを楽しみましょう()
人間強度が下がるから
友達が楽しいと羨ましいし、友達が嬉しいと妬ましい
阿良々木くんに本当に友だちがいなかった頃の残念なセリフ。
これも今回ついに登場しました。
羽川にも言われますが、阿良々木くんは人間が小さい…!!!
忍野がかっこ良すぎて、もはやただの忍者だった
本当です。アロハの怪しいおっさんがただの忍者になってました。かっこ良すぎます。
お前だけ登場作品間違えてんだろ、と言いたくなるアクションです。あのおっさん、あんなに動けるんかい。それくらいの身体能力をしていました。
そして、
「なにか良いことでもあったのかい?」
という、久しぶりの決め台詞。
忍野、アニメだと長く出ていないイメージありますからね、実際はちょこちょこ台詞あるんですけど。
僕はキメ顔でそう言った、の方が最近は聞くので懐かしいですね。
忍野に命を救われた(1人で助かった)阿良々木くんは得体のしれないアロハのおっさんに頼るようになります。
ふつうそんなおっさんが今後力を貸してくれるなんて、正直胡散臭さしかないですが、命を救ってもらってるしね。キスショットも認める手練だからね、一応。信じちゃってもしょうがないよね。
映像に関して思ったこと
初心者なりに、描写とかに関して思ったことを。
キャラによる語りはなかったと書きましたが、いつもと同じだったこともあります。
それは、現実の素材を混ぜること。
特に記憶に残っている場面が、例の羽川のパンツシーンなのがなんとも言えないのですが…。
アニメーションの中に実写が混じっているの、何度見ても何とも言えない不安に駆られます。怪異の怪しさがにじみ出ているというか、アンバランスというか。たぶん、制作者が意図していることはもっと違うことだと思うのですが、どうしても謎の不安を感じてしまうんですね。
あとは、阿良々木くんがヌルヌル歩いているシーンと、荒い手書き線で走るシーン。
どちらのシーンでも阿良々木くんが憔悴しているのが分かる…分かりすぎてむしろ笑ってしまうレベル。笑えないんですけども。
要領を得ない感想でしたが、この辺で終わります。
ロリキスショットが何やってもいちいち可愛いから楽しみましょう()