Amazonで人気のペンタブIntuos drawとメディバンペイントでイラストチャレンジ
半年ちょっと前に購入したペンタブ、Intuos draw。
この記事を書いたときは、Intuos comicがAmazonではペンタブ1位人気だったようですが、現在(2016年9月8日)はこのIntuos drawが1位になっています。
それが関係しているのかどうか知りませんが、このdrawを使ってイラストは描けるのか、ということを調べて上の記事に辿り着いている人もいるようです。
前回のサンプルで私が描いたものは、なんか気持ち悪い生首でした。
正直な所、それはイラストが描けるといっていいのか分からないレベルです。
せめて「デジタルイラストを描きたい & とりあえず初めてのペンタブを探している」という人がギリギリ納得いくようなサンプルを出したい!
そんな一心で、今回の記事を書いてみました。
特に、「パソコンでのデジタルイラストに挑戦したいけど、できるだけ安く済ませたいよ」という人の参考になると思います。
最近の(私の)お絵かき事情
実は半年間でちゃんとイラストを描いたことはほとんどないですね。サボり魔。
たまに使ってみては「なんだこの…線ガタガタ……色気持ち悪い…影どこ…」となって、自分のあまりの下手さにヘコんでました。
サボりつつだけど練習
サボってばっかじゃ仕方がないので、相変わらず100均のスケッチブックを使って、wearとか雑誌の人を模写したり、Pixivのsenseiっていうイラスト講座動画を見ながら描いたり。
sensei、私にはかなりありがたい講座でした。
とりあえず正面と横向きの顔はそれなりに描ける様になったんです。Pを意識すると横向きが描けるんだって学びました。
顔だけじゃなくて、身体や背景の描き方なども紹介してくれているので、これからもかなりお世話になると思います。
とりあえずイラスト描いてみた
使ったもの
* Mac Book Air (13インチ)
ノートPCですね。
LINEとかTwitterとかアプリ開きっぱなし&10個以上タブ開きっぱなしでも普通に描けてました。
使用するペイントソフトが動けばなんだっていいです、たぶん。
あと、USB2.0が使えること。ですが、まぁこれは気にしなくても大丈夫でしょう。
(USB2.0が使えないのは結構古いもの。現在は2.0および3.0が主流。3.0なら2.0も使えるので大丈夫)
どちらかというと、注目すべきはディスプレイのサイズでしょうか。
大きさの比較をしてみるとこの通り。
ペンタブの方が小さいです。
そのくせ、設定をいじってペンタブより一回り小さいくらいのスペースで、ディスプレイ全域を操作できるようにしています。
* Intuos draw
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はい、ペンタブですね。
* メディバンペイント
前回ではFireAlpacaを使っていましたが、同じ会社の別ソフトに移行しました。
どちらにせよ、ありがたいことに無料で使えます。
FireAlpacaとの違いですが、メディバンペイントはクラウド管理できるのでソフトとアカウント(とインターネット環境)さえ用意すれば、どこでもどの端末でも以前保存したイラストの続きを描くことができます。
パソコンなんて家でしか開かないよ!っていう人でも、もしかしたらタブレットやスマホでイラストを描いているかもしれませんね。
実はメディバンペイントはタブレット・スマホでもアプリがリリースされています。
どういうことかというと、タブレットやスマホで描いたイラストを簡単にパソコンでも開いて続きを描くことが出来ます。
反対に、パソコンで描いたイラストをタブレットやスマホで〜っていうことも可能です。
便利な世の中ですね!!
ちなみにMacでもWindowsでも使えます。これもありがたい。
* Photoshop CC
最後に背景とか文字とか入れるのに使いました。
メディバンペイントだとフォントが制限されてたので、おとなしく使える方に逃げた形です。探したらフォントの追加とかもできる気はします。
が、FireAlpacaもそうでしたけど、フォント関係の融通が利かないんだよなぁ……。(唐突の素)
描いたもの
今回描いたのはこちらの佐伯瑛くん。
ここまでがメディバンペイント。
下書きから塗りまで、全部メディバンペイント。
アナログで下書きまでやった方が楽、っていう話を聞いたり聞かなかったりするのですが、アナログで描いて取り込むっていう手間が嫌いです。
そういうことで、ペンタブ使うときはいつもこんな感じになっています。
これを描き終えて記事を書き始めてから、髪の毛の上に耳や鼻、首の線が見えていたり、肩(?)がちゃんと塗れていなかったりとガバガバなことに気付きましたが、前回の生首よりはマシだと思っています。
こっちはPhotoshopでいじったものです。
首だけで海に投げ込んでいます。語弊ありますね。
ここまで5時間くらいでできました。
線が太くて眉毛がすごく気になりますけど、今の私には「あ〜よく描けてる〜」っていうレベルです。
なんなら背景真っ白じゃないことが今回初の試みなので、頑張った方です。そう、頑張った方なんです。
Intuos drawでもイラスト描けます!
他のペンタブを使ったことがない人間ではありますが、Intuos drawでも十分描けています。
今回描いている間、ペンタブに関して不自由を感じたことはないですね。
ペンの太さも私にとってはかなり持ちやすくて丁度いいし、Sサイズなら狭い机の上でもパソコンと横に並べて使えます。
前回では線も満足に引けない程度に慣れていませんでしたが、今回は慣れてきたのか割とマシな線をスイスイ引けたと思っています。
メディバンペイントも無料で使えるのに、本格的なデジタルイラストに挑戦できるので安く始めたい人には強い味方でしょう。
文字入れるのがちょっとこだわりにくいと感じましたが、今回みたいなちょっとキャラ描きたい!レベルなら十分です。
ペンタブ&デジタルイラストデビューについて
何度でもいいますが、スタートは安く済ませたい、という時の選択肢の1つとして紹介しています。
Intuos draw(Amazonで7500円くらい) + メディバンペイント(0円)でデジタルイラストを描き始めることが出来ちゃいます。
たぶんクリスタとかのイラスト特化の有料ソフトの方がブラシ機能やモデル機能などが充実していると思いますが、そもそもペンタブで描くことに慣れてから買えばいいと思います。
お金を第一にした場合の私が考えるペンタブデビューですが、
- Intuos draw + メディバンペイント(他フリーソフト)→クリスタなど有料ソフト(体験版)を複数試す→気に入った有料ソフト購入
- Intuos draw + メディバンペイント(他フリーソフト)を継続
の2通りがあります。
有料ソフトは複数あるので、必ず体験版で気になるソフトを片っ端から試してみましょう。
でも、いきなり体験版〜っていうのはあまりオススメしません。
というのも、そもそもペンタブ初めての場合では線を引くことが難しかったりします。
ペンタブに慣れていない状態で体験版の利用を始めると、最悪の場合ペンタブそのものに慣れるのに精一杯で有料ソフトの恩恵を受ける前に体験期間終了とか起こりかねません。
ちなみに私はメディバンペイントを中心に使っています。クリスタとか有料ソフト買ったところで、なんか使いこなせる気が全然しません。
そもそもイラストがバランスよく描けませんしね。身体が描けないです、身体が。
まずは描きたいものの形を正しく認識できるようにならないといけないなぁ、って感じです。
あ〜、しょうもなくていいから4コマ漫画とか描きたい〜、もっとイケメンとか可愛い子描きたい〜。